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買取り査定における基本的な流れ

 愛車を買取り査定してもらうにあたって、実際に店頭の査定士の方に査定してもらい ⇒ 買取価格が提示されるまでの流れについて。

@ 先ずは採点から

 査定士の方が車検証のコピーや採点票、そしてペンライトなどを片手に、エンジンルームやら室内やら、、、 時にはクルマの下側までのぞき込み、クルマの隅々まで色々とチェックしながら採点する工程です。 時にはヒアリング等も(お客様にお伺い)。

 ちなみにこの時、クルマのチェックや採点する方式は会社毎で大きく異なり、業界標準とは言われつつもー 現場実務ではそれほど普及していない ”加減点法” を採る買取り屋さんや(新車ディーラー系に多いかな?もちろん大手買取り店などでも)、その加減点法を完全オリジナル化した変形採点型(大手買取り店などに見られます)、総合的に見ておおまかな採点しかしない簡略型(5段階の総合評価程度など。一部の買取り専門店とか中古車販売店系でも多く見られます)、そもそも採点ではなく、現状を勘定化しての現金主義的な評価を行う買取り屋さんまで(ボディの凹み修理に○円掛かるから、基準相場から○円差し引いておこう みたいな。これも中古車販売店系ではけっこうみられる手法)、、、 けっこう数挙げれば把握し切れないほどの自由度? はあるとお考え下さい。

A そして価格評価

 これまでの採点結果から、さらに当該車両の相場基準(査定基準価格、基本価格とも)を基に それを最終的に評価額へ結びつける工程です。

 ちなみにこの工程におきましても、やはり会社毎で大きく異なり、、、 ”赤本” と呼ばれる相場表(相場基準)と採点票をすり合わせたり(新車ディーラー系に多いかな。もちろん大手買取り店でもチラホラと)、オークション相場と呼ばれるものを相場基準としたり(これは中古車販売店系に多いでしょう)、完全独自ノウハウから出されるデータベースをもとにしたりとかー こちらも数挙げればキリがないほどだと思われて下さい。
(※ という事は!? また採点方法とこれら相場基準の組み合わせまでを考えれば、そのレパートリーの数はけっこうな幅とも言えるでしょう)

 そして出た結果が査定価格です。 但し、、、

B 場合によっては多少の味付けも

 ここからはお店の気分や感覚、その他交渉次第でも味付けされる事もあるでしょう。

 例えば、自社ユーザーにその買取り車ピッタリのクルマを欲しがっているユーザーがいるとか、ちょうど在庫として欲しかったクルマだったからとか、その他他社競合等の末 上層部から特別決済が降りたとかで より高値に味付け(いわゆる色付け)される場合もあれば、逆に うちではあまり欲しくない気が乗らないとか、商談の都合上先ずは基準を下げておいてとか(足元を見ていきなり本音は出さない営業マンの個人的作戦)、何かしらの ”個人的な読み” をあえて加算させてみるとかで やや基準を下げた値に味付けされる事もあるでしょう。

 そして今度こそ、これらを経て出た結果が最終的な査定価格です。

 以上、参考などまでに。


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