私もこれをネットにて提案&アピールし始めて早5年近く。 今では数多くのサイト様でも提案して頂いており、またそういった事実もすっかりと浸透してきた感強くもなってきましたが、、、
下取り価格の本音。
もし未だその本音の事実をご存知ない方のために、改めて、またまだまだその本音に触れておきましょう。
車屋さんによる下取りって、皆さんが思っているよりも〜 それほど優れ万能なモノではないこと・・・ ご存知でしょうか?
実際、自動車業界15年超20年・・・ という車屋さんでもある私から本音を言わさせて頂くと、いくら「下取り〜」「下取り〜」とは言ってはいても、実務上「下取り」は、車屋さんにとっての単なる「買取り」業務の一部でしかありませんし、 (※ 「下取り」という言葉になっているだけで、実際には「買取り」の言い回し。 買い取り代金を購入代金に充当 = 下取り) またそもそも車屋さんは、クルマを売って「ナンボ」の商売であり、クルマを買い取って(下取って)「ナンボ」の商売ではありません。
つまり下取りだからと言っても、特別 何かしら優遇される根拠はどこにもないんです。
それと巷ではよく・・・ 「下取りは高いが買取りは安い」 ってなウワサ話がほぼ常識化しているようですが、これは、まだまだ車の買取り専門店が発展途上だった時代に、中古車屋さんが車の買い替えを積極的にアピールしていた時の営業トークの名残であり、 (※ 下取りなら○○万円で行きますよ〜 だから買い替えませんか? ・・・みたいな。 しかもその当時では、買取専門店の存在をあまり良くは思っていなかった車屋さんも多かったですし(どちらかと言えば批判し嫌っていた車屋さんは多かったですね。車は売ってなんぼ。買取りをメインで商売なんて そんな外れた商売が成り立つわけない!と))
かつその当時は、確かに買取り専門店におけるネットワークもまだまだ未完成・未熟でもあったために、本気で低価格査定の時代もあり、、、 と、そういった当時における噂話が急速な広がりを見せ(車屋さんなど、当時はアンチ買取り専門店派が圧倒的に多かったので、そういった批判トークはあっという間に広がりましたね。。。)、それがそのまま半ば常識化してしまい、今も尚その名残が尾を引いてしまっているから・・・ といっても過言ではないでしょう。
つまり下取りが高いというウワサは、今となっては単なる「迷信的」なものでしかなく、まあ簡単に言えば先入観・イメージ的なものでしかないとも。
ところで〜 まだまだ先入観・イメージを強くお持ちの方も多いようですが、ちなみにその「下取りは高く買取りは安い」との先入観。 今となっては逆に、時としてかなり大損してしまう可能性を秘めている先入観とも言えますので、もし心当たりある方はかなり要注意願います。
つまりここだけの話。 車屋さんが本音で申しますと、下取りは高く買取りは安いとの先入観強いお客様だと、少々相場を低く査定していても皆さん「下取りだから高額査定に決まっている」と一方的に思い込まれており、かつ信じて疑うこともないので非常に商売しやすいです。 場合によっては ”掛け(いわゆる足元を見て)” でかなり低額査定をしていても、そのまますんなり下取り出来てラッキー → 下取り車の転売でもまた大儲け なんて事もよくある話ですし ^^
というわけで、下取りは高くて買取りは安い との先入観ある方は、今すぐそのイメージは忘れてしまう事をオススメしておきますね ^^
ぶっちゃけココだけの話、車屋さんの私が腹を割って本音言っちゃっておきましょう。 だって下取り車って こちら(車屋さん)の欲しい欲しくないに関わらず、ほぼ絶対下取りしないといけないじゃないですか。。。 いくら下取りとは言ってもクルマ屋さんにとっては買取りと同意。 つまり仕入れそのモノ全く相違ない行為なのに、なのに! こちらの意志に関係なくほぼ買い取らないといけないなんて〜 正直全く欲しくない下取り車もかなり多いですよ(でも良い顔して下取りしないといけないですが)。 車屋さんて、皆さんが思われているほど万能ではないんですよ(クルマ屋さんなら何の車でも下取り出来て色々と転売先もある と)。 しかも数千円とか2・3万くらいならまだしも、数十万円単位や数百万円単位の出費が当たり前!ですし。 とほほほほ、、、 欲しくもない在庫車を抱えてもし転売し切れなかったら一気に数十万、場合によっては百を超える額の損失。 もう考えるだけでストレスたまりまくり〜 みたいな。 ですし。 普通商売をやる上で、やはり仕入れは吟味して納得したものだけに絞りたいのが本音のはずでは? 皆さんももし商売をされるなら、誰しもがそう思われますよね?
なので正直、本音ぶっちゃけ!
下取りが必要な時には、よほど欲しい下取り車でない限り、、、 実はそんなに本気で査定はしないです。 欲しくもないモノに高額査定なんて出せません。 ありえません。 皆さんももし私(車屋さん)の立場なら、きっと間違いなく皆さんもほぼ同じ考えのはず。。。
つまり必ずしも、下取りは優遇されているわけではない と。
買取り屋さんはその名の通り、買取りしてナンボの商売。 買取する事が商売のメインですから〜 その商売を十分に成り立たせるほどのネットワークや知識、その他色々持ち合わせておりますので、まあ絶対とまでは言いませんが、下取りよりかは幾分かオールマイティに かつ積極的に査定に望んでくれることでしょう。 買取しなければ商売になりませんから! それが商売ですから!!
というわけで今の時代の現実、優遇されやすいのは下取りではなく どちらかと言えば買取りであるとも言えるかな。 あ、もちろん必ずしもというわけでは御座いませんが。。。
ちなみにせっかくなので、クルマ屋さんでの下取りに対して 買取り屋さんでの買取りに関しても少々。
まずこれは、業界の方であれば〜 まあ誰もが知ってはいる事だとは存じ上げておりますが、
なんと!!! 自動車業界には〜 ディーラーや中古車販売店から、下取りなどの在庫を直接買い受ける業者さんが(買取り屋さん)、これが意外にも多く随分と昔から存在しているんです! \(^o^ つまり車屋さんが下取りした価格よりも、もっと高くの価値を出し買取りしている買取り屋さんがいらっしゃるという現実が 業界内ではごく自然に普通に見られているんですね。。。
という事は・・・ → 業者から車を買取りする専門業者 (※ ←ページを分割しちゃったので、そちらをご参照下さいませ m(_ _)m)
それとまあこの話は、ちょっとした事故車の下取りにおける逸話なんですが、、、
とあるお客様が出会い頭で事故をされちゃいまして、フロントの足回りがぐっちゃりとなり、自走不能な状態にまでなった・・・ という事もあり、これを期にクルマを買い替えようといつもの行きつけの中古車屋さんに行ったところ、まあ私はある程度予想はしていたのですが、ほぼこちらの思う予測通り基本的に査定評価はゼロ、ただ買い替えが条件ならば特別に無料で引取り&処分という条件に収まったそうで、、、 もちろんそのお客様も即注文された様子でした。
しかしその当日、その人(購入者)がたまたまとある人と話す機会があり(行きつけの飲食店だったそうです)、なんと! その方は自動車業界の人である事が判明。 で、しかも、その日の愛車の買い替えの話を切り出してみると〜 なんと! クルマの状態も全く見ずにいきなり ”うちなら 30万円で買取るよ!” という事に。 もちろん次の愛車はもう既に知り合いの中古車屋さんで注文しているので、そのたまたま話をした自動車業界の方のお店でクルマを買うわけでもなく(下取りではなく)、ただの「買取り」でこの条件・・・ まあそこからは言うまでもなく、取り合えず早速行きつけの車屋さんへ連絡し、下取りのみは無かった事にしてもらい、翌日にはその自動車業界の人がキャリアカーでその中古車屋さんに向かったとか。
とまあこんな感じで、その「買取り」価格の条件を出して来た業者は、ごく普通の車屋さんなのか、それとも買取り専門店系の業者さんなのか、、、 それ以上の事までは分からないのですが、
ただ少なくとも、愛車の購入先での「下取り査定」よりも、単なる買取りでも高価買取りが可能な「買取り査定」が存在するかも可能性。 またどんなに付き合いの深い車屋さんでも、やはり商売。 得手不得手も当然あり、全てが万全とまではならない事。 万能ではない事。
お見知り置き頂ければ幸いです ^^
まあ、私が「下取り」と「買取り」についての話を始めちゃうと、それだけで一冊の本が出来るほどのネタ量がありますので、このページにおいてはそろそろ締めくくりしておきたく思っておりますが、、、 今一度、少なくとも「買取りと比べた場合、下取りが必ずしも優勢ではない」という事、なんとな〜くでもいいので、頭の隅にでも覚えておいて頂ければ幸いです ^^
最後に、それでも下取りの方が良さそうとどうしてもそう思ってしまう方へ。
実は、、、 これもここだけの話。 買取だと全くの駆け引きなしの見たまんま価格が査定価格なのですが、下取りだと 前提に車の購入という全く別の要素もからんで来てしまうため、購入車両や付属オプション品、また販売諸費用などの値引き余力分を下取り価格の高額査定に見せかけるための ”エサ” にされたり(※ 値引き余力分を下取り価格の増額へ充て、いかにも下取り価格を増したように思わせる典型的営業テク。 ちなみにその下取りは引取られ後、社内経理にて普通の査定額へ戻され、増額していた分は単なる値引きとして処理されるので、、、 事実上の下取り価格はそう高くない上、本来ならまだまだ交渉次第で引き出せていたはずの値引き余力が知らないところで消費されてしまっており、つまりこれならば初めから → 他店で高額買取り + 値引きの余力分も存分に引き出してより安く車両購入・・・ していた方が断然にお得であったという。。。)
また「うちで買ってくれるなら下取りアップ」といった営業トークは、まだまだ勢いある現役話術のひとつでもあるため(※ 何の根拠もなく片っ端から何でもそう言う営業マンも多いですよ ^^ また下取りアップで釣るために、わざわざ最初は低い査定価格を提示しておき、下取りならほらこんなに! 的にわざとらしい展開で商談をすすめたがる営業マンもかなり多いですし。 もちろん上記例のような ”エサ” 作戦を想定しての営業トークである可能性も高いですし。。。 ちなみにこういった場合、そもそも根拠もないのは別として、またエサ作戦は上記例をご参照にしていただくとして、わざとらしい展開での話術については〜 あくまで自社においての下取り価格と買取り価格での比較にしか過ぎず、他社の買取り価格と比べての結果論ではない事も多いので予めご留意などのほどを。 つまりこれならば → 他店の買取り査定の方が高い可能性があるのに、それがわざとらしい話術のために上手く誤魔化されてしまうという。。。)
つまり下取りは、そういった煙に巻かれやすい曖昧にされやすい面も持ち合わせているという事も、加えお見知り置きのほどを。
なお!
これ以上の下取り査定に関するノウハウ、その他知識などにつきましては、、、 (こういった営業マンの下取り作戦に対する対抗策なども、場合によっては必要となろうかと思われますし) 必要であれば、私の姉妹サイトの方で ”別館” という形にて取りまとめてもおりますので、そちらももしお時間が許すならば ぜひあわせご一読頂ければ幸いに存じます。
以上、皆様の愛車売却に関し 少しでもお役に立てる部分があればと <(_ _)>
業界20年超の自動車販売店経営者。 もちろんお店は日本自動車査定協会認定の査定業務実施店、かつ私個人も中古自動車査定士資格保有者。 本業人ならではの視点と知識をぎっしり詰め込み編集しております。