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ネット査定と来店査定の違い

 クルマを買取りに出そう! 売却しよう! と思い立った時、

 現在ではほぼ2通りの選択肢があり、、

 まずはオンライン一括査定などのネット経由での出張査定。 それから最寄の買取り店へ直接出向いての店頭査定。。

 ちなみにこの2択、一見、さほど差がなさそうにも思えますが、、、

 しかし実は! 表向きには知られざる大きな違いがあり、(最終的に全く同じお店で査定してもらったとしても) その違いは時として〜 大きな損得の分岐となってしまうことも。。(査定価額の差が出ることも)

 何が違うの?

ネット査定は厳しい管理下に置かれている

 まずはオンライン査定。 こちらは非常にシビアです。

 一般的にこういったルートは、査定サイトと呼ばれるWEBサイト媒体を通ることとなり、

 査定サイト = 売却客の集客を行うサイトのことで、実際に査定するお店は加盟店という形となる形態。 代表的なサイトだとカービュー等の一括査定、それからGoo-net等のポータル系もそう。 ちなみに有名な買取り店等の直営系でも、集客はあくまで本部運営の統括サイトが代表窓口となっているため、この場合も十分これに相当すると思われていいでしょう。(集客は本部が行い、査定は地域のフランチャイズや直営店などが請け負う)

 統括本部によって、査定申込みから最終結果まで厳しく徹底管理されています。(加盟店の統括本部やフランチャイズ本部等)

 ということは、それを請け負った担当者や店舗は、、 結果が出るまで逐一報告を求められるなど、(本部や拠店上層部等から) 気を抜けない状況下に置かれているとも言え、

 つまり査定業務にはかなり必死になっていることが多いです。(より積極的)

 実際に、対応など動きの全てがかなり迅速でしょう。 また価格交渉にもかなり前向き傾向かと思われます。(実際にそういった現場に何度も立ち会っておりますので)

店頭への直接来店は?

 そしてそれに対し、ネットを通さず直接お店へ出向いた場合。 こちらは今のこのご時世、思いの外 反しアバウトです。

 店頭は至ってフリーな状態ですし、統括本部や上層部から常に監視されていることもないので スタッフも意外とのんびりです。

 というより、スタッフの普段はオンライン査定からの依頼対応で手いっぱいにしておりますので、そういったフリーなお店の雰囲気も相まって 店頭は手薄で来店客は後回しにされがちだったり、、

 つまり査定業務には意外とあっさりしていることが多いようです。(悪い言い方をすれば怠慢)

 実際に、店頭へ出向いてもなかなか相手にされなかったり、相手にされても異常に長く待たされたり。。 またこれが意外と、価格交渉に対しあまり取り合ってくれないという事例も多いようです。(いわゆるアッサリとした対応) 業務上とある買取り店へ出入りすることもあるのですが、スタッフもやる気がないわけではないようですが、オンライン査定の対応に追われてそちらを優先したいがため、、 といったような感じに思えます。

じゃあ、売却検討するならどちらを選ぶべき?

 そりゃあもう即答で ”オンライン査定” でしょう。

 実際その差が大きく査定差として出る事も多くあるようで、(つまりネット経由の方が高価買取りとなる率が高いということ)

 というわけで高価買取りの一歩は〜 いずれにしてもインターネット経由から! ということで。

しかしオンラインは何でそんな感じなの?

 査定サイトへの出稿はかなり莫大な費用がかかるから。

 費用を掛けるからには結果を出して行かないと会社は運営出来ないわけであって、、 まあ必然的に ”御上” からの監視が厳しくなるのも十分うなずけるかと。。

 それからフランチャイズ系だと、様々な要素が店舗のランキング要素になっていたり、インセンティブのパーセンテージ変動につながっていることがありますので、

 オンライン査定の実績に血眼になっていてもおかしくはないでしょう。

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 なお、ここで触れます全ての情報はあくまで一例であり、また全てにおいて必ずしもではない事にも予めご留意ください。

当ブログは私が執筆しております

業界20年超の自動車販売店経営者。 もちろんお店は日本自動車査定協会認定の査定業務実施店、かつ私個人も中古自動車査定士資格保有者。 本業人ならではの視点と知識をぎっしり詰め込み執筆しております。

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