査定スタッフの方はみな口を揃えて、走行距離が延びると査定も下がる〜 なんてよく言ってますが、また多いものより少ないモノの方が査定は有利〜 とも聞きますが、、
ちなみにそれら、具体的には一体どのくらい変わってくるのでしょうか?
査定業界では、基本的には〜
オドメーター(積算メーター)読み5,000キロ毎で、おおよそ2-3%査定価額が変わると言われております。(2018年1月現在)
例えば-- 現在走行距離33,000キロのクルマがあり、
もし35,000キロを超えてしまったなら〜 2-3%ほど査定が下がる。
またもし今より4,000キロ少ない距離だったなら、(29,000キロ) おおよそ2-3%ほど査定は高かったでしょう。 とまあこんな感じに。
但し! これらはあくまで ”どんぶり勘定” 的な試算。
走行を取り巻く環境では、内外装の損傷や劣化などが密接に関わってきますし、時間経過が加わる評価とした場合、(今後増えてしまった場合は?等) 相応に車両の使用経過月数や車検残など別で連動してくる要素も増えてまいりますので、(市場相場も) 実際にはかなり状況が異なって来る可能性も高く、、
その辺りは予め重々お含み置きのほどを願います。
なお、一応念のため追記しておこうと思いますが、
ここまで触れてきた相場などにつきましては、あくまで ”ほんの一例”。 業界全体における話では御座いません。 というよりむしろ、、 上記例は全体のほんの一部にしか過ぎず、大半はお店によって大きく異なることも珍しくないかもしれません。
何で?
それは、お店によって採用している査定方式は様々で、これといった規定・基準は存在していないからです。
ちなみに、大きく異なるかも ということは? もっと差が大きくなるの??
もちろんそのケースも考えられますが、逆パターンだってぜんぜん考えられます。 場合によってはさほど差が出ないなんて可能性も。(走行が一万キロ多くても査定差はない等)
というわけで最終的な結論としては〜 お店次第というわけで。
なお、ここで触れます全ての情報はあくまで一例であり、また全てにおいて必ずしもではない事にも予めご留意ください。
業界20年超の自動車販売店経営者。 もちろんお店は日本自動車査定協会認定の査定業務実施店、かつ私個人も中古自動車査定士資格保有者。 本業人ならではの視点と知識をぎっしり詰め込み執筆しております。